野球の本質とはなんだろうか?

セイバーメトリクス入門〜アメリカ生まれの野球数理学

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野球の本質とはなんだろうか?

スポーツであるからには、選手は技術を磨きます。

 

これはどんなスポーツもそうです。ただ、野球においては、
結果には技術だけではなく、偶然が大きな影響を与えるスポーツです。

 

 

野球においても、走塁や守備などは、個人の技術を磨けば高い確率で、
結果に相関がでます。

 

打撃や投球においては、今まで評価されていた色々な数値が本当に、
選手の実力にそのままつながるのか?という点で疑問をもったことが
セイバーメトリクスの出発点ではないかと思います。

 

 

偶然を排し、より厳密な数値を求めなければいけないということは、
それだけ野球というスポーツには偶然が多いということです。

 

「偶然に支配されるスポーツ」というのが野球の本質の一つではないか、
と考えるわけです。

 

 

一つのプレーを行うための技術を磨くことは大事なことなのですが、
それが結果に対する多くの要素の中の一つになってしまう面があることが野球です。

 

 

打者自身の技術が保証すること以外の部分で、
結果に影響のでる要因が色々あります。

 

打者が技術を磨こうが、どうしようもできないことも多いのです。

 

 

例えば、打撃技術は、最適のタイミングで、最も強く打球を叩くことを、
目的に技術を磨きます。ところが、それでもそのように捉えたボールが、
相手の守備に阻まれたらダメ。

 

投手側から見れば、失投を打たれても、
守備が帳消しにしてくれたということになるわけです。

 

 

ゴルフで言えば、フェアウェイに守備する人がいて、
打った打球をOBにけり出すことができるというルールが、
追加されたようなものですか。

 

いやちょっと違うか……

 

 

 

セイバーメトリクスでは、偶然に左右されるものを排除する。
この考えが根底にあるのです。

 

 

だから投手からみたときなどは、その投手の本当の実力を示すのは、
「ホームラン」と「三振」しかないという極論も飛び出す余地が、
あったりするわけです。

 

野球という偶然に支配されることの多いスポーツから偶然をそぎ落とし、
因果関係を求めるために統計手法まで持ちこまなければならないと考えるのでしょう。

 

 

この偶然に支配される不確定性みたいなことが、野球の本質なのでは
ないかなとも思ったりします。

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