飛距離100mでもホームラン

セイバーメトリクス入門〜アメリカ生まれの野球数理学

スポンサードリンク

飛距離100mでもホームラン

野球というスポーツは細かい数値分析をするかと思うと、
ある種大雑把な面ももっています。

 

よく指摘されるのが、球場の広さの規定が大雑把であること。

 

一応、規定はあるのですが、守られるようになったのは、
最近ではないかと思います。

 

 

また、規定には両翼、中堅方向の数値しかありませんので、
東京ドームのように極端に右中間左中間のふくらみのない球場も、
あり得るわけです。

 

そして、球場の広さや形状だけはなく、立地による気象条件、グランドの仕様、
なども球場によって変わります。

 

 

千葉マリンスタジアムの強風は有名です。

 

ちなみに私は、風速20メートルある中で開催された千葉ロッテと巨人の、
オープン戦を見たことがあります。

 

野球の試合が出来たことが、奇跡のような強風でしたが。

 

 

また、元オリックスの野田投手が1試合の奪三振記録(1995年4月21日)
を作ったのも、強風の千葉マリンスタジアムです。

 

風の強弱は球の変化に大きな影響を与えます。

 

 

このように、球場の特性によって選手個人の成績は大きく影響を受けます。

 

環境の影響が、一番分かりやすいのは、本塁打でしょうか。
100m飛べばオーバーフェンスする球場もあれば、
普通の外野フライになってしまう球場もあります。

 

また、風の影響で、低い弾道は伸びるが、上がると戻される球場もあります。

 

 

ホームランだけではなく、環境はあらゆる面で打撃に影響します。
ファールゾーンの広さは、打率に影響するでしょう。

 

ドーム球場のように、湿度が管理されているところでは、打球が伸びる傾向にあります。

 

 

また、往年の選手と現代の選手を比較して、昔の球場は狭いので、
ホームランが出やすいので、価値が無いというような話も目にします。

 

 

ただ、球場の狭さというのは、ホームランが出やすいということの、
一要素にしかなりませんので、この意見が完全に正しい、というわけではないのです。

 

「パークファクター」というホームランの出やすさを指標化したものを見ると、
これが毎年固定化されたものではないのです。

 

 

2009年はパリーグで、2番目にホームランが出にくい球場であった、
千葉マリンスタジアムは、2007年にはリーグで一番ホームランが、
出やすい球場という数値になっています。

 

 

このことからも、広さ以外にホームランの出やすい、
出にくいという条件は存在するようです。

スポンサードリンク


ホーム RSS購読 サイトマップ
歴史について バッティング編 ピッチング編 守備編 戦術編