全選手が同じ球場でプレーしたら?

セイバーメトリクス入門〜アメリカ生まれの野球数理学

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全選手が同じ球場でプレーしたら?

プレーする球場の環境による差。

 

つまり、不公平を除外し、選手の能力を、
公平に分析しようと考えられたのが「パークファクター」という概念です。

 

 

本塁打を例にして考えて見ます。

 

まず、本拠地球場の本塁打の、1試合あたりの平均本数を求めます。
そして他球場の、平均本数を算出し、その比を求めるわけです。

 

(本拠地球場の本塁打数+被本塁打数)/(他球団本拠本塁打数+被本塁打数)

 

という式になります。

 

 

これが1を超えるということは、その本拠地球場はホームランが、
出やすい球場と判断することができます。

 

この数値をもって、選手個々の本塁打数の補正を行い、選手の実力比較を、
公平にするという目的として考え出されたものです。

 

 

リーグ平均の球場でプレーしたときに、
個人成績のはね返り率を出すこともできます。

 

これにより、球場の有利不利を除外し、その選手がリーグの平均的球場では、
何本の本塁打を打てる実力があるのか算出することもできます。

 

 

例えば、2009年に本塁打王になったブランコ選手は、
跳ね返り率0.800のナゴヤドームが本拠地です。

 

また、30本塁打以上の選手を3人出している巨人は、
跳ね返り率1.17の東京ドームが本拠地です。

 

 

もし、39本のブランコ選手が全試合をリーグ平均の球場で試合したとすると、
本塁打数は48本になります。

 

巨人で32本を打って、リーグ2位の阿部選手は、同じ計算をすると、
本塁打数は27本になります。

 

ブランコ選手のパワーは球場によって幾分薄められている、
ということになりますね。それでも凄まじいパワーヒッターですが。

 

 

セイバーメトリクスには、このような外部条件を平準化して、
選手の能力を比較する方法を、もったものになっています。

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