野球と数理学

セイバーメトリクス入門〜アメリカ生まれの野球数理学

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野球と数理学

野球というスポーツには、数字がいっぱい出てきます。

 

プロ野球関係のサイトを見ても、打率、防御率、長打率、出塁率、
被打率と「率」がつく数字がかなりあります。率とは、確率ですね。

 

これは、「何かを何回かやって、ある現象が起こる度合い」ということです。
野球には、このような確率という考え方が、あらゆる局面で出てきます。

 

 

なぜならば、野球は、投手がボールを投げた瞬間に、プレーが動き出し、
プレーに対する、何らかの結果が出て、ボールが投手に戻って、
一つのアクションが終了するというスポーツだからです。

 

 

これが、「何かをやったら、その結果の出る確率はどれくらい?」という、
考え方になじみやすいのです。

 

ただ、出てきた確率の数字がそのまま選手の、
本当の実力、技術力なのか? というと、そう断言もできないのです。

 

 

技術の確かな打者が芯(しん)でとらえた打球が守備のファインプレーに、阻まれる。
打ち取られた当たりが、飛んだコースが良くてヒットになる。

 

野球は、「偶然」とか「運」というものの、影響力の大きなスポーツだと、いうことがいえるのです。

 

 

マグレも続けば、実力のうちという考えもありますが、偶然と実力をどうやって分けるのか?

 

 

打率なんで、短期的には非常にバラツキが大きいですよね。
開幕1か月の、打率がシーズン終了時点でも、同じということはあまりないわけです。

 

 

ここで、出てくるのが「統計学」です。

 

 

「AをX回やってBという結果がY回出た」という現象も、
この「X回」の数が増えれば、偶然の要素は少なくなり、
真の実力に近づくというのが、統計学の考えです。

 

 

例えば、サイコロの出る目がサイコロを振る回数が多くなるにつれ、
6分の1に近くなっていくことと同じことです。

 

「サイコロをを10回振って、1という結果が5回出た」ということをもって、
このサイコロは1が出る確率が50%であるとは考えないわけですね。

 

「出る目は1/6になるはずだ」という仮説に対し、出た結果が偶然なのか、
そうではないのかを、計算するのが統計学の手法になります。

 

 

ここでは数式はなしで説明しましたが、要するにやってみた回数が、
少ないときは、偶然の可能性が結構あるよ、と理解してください。

 

統計学では偶然とは考えられない確率であるという判定をする手法が、あるのです。
セイバーメトリクスの理論はだいたい、この確率と統計を、使った分析になっています。

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